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こるりと慶應通信

慶應通信文学部第3類 2015年秋 学士入学 勉強の記録

映画「マクベス」

Eスク英語学、やっとレポ課題発表されましたね!
思ったより遅かったですが、優しさあふれるお題だったので問題なしです。
さっそく気の向くままに書いたら3000字に達しそうで一度停止しました……
試験勉強をしてテキストを理解してから、改めて書き直したいと思います。
このままだと、ただの感想文と仕事の愚痴になってしまいそう(^^;;

先日、映画「マクベス」を観てきました。

macbeth-movie.jp

マクベス夫人は、「インセプション」でディカプリオの妻役だったマリオン・コティヤール。
その印象が強かったので、最初から心が壊れ気味の危ういレディ・マクベスがよくはまっていました。
珍しく、アレンジなく原作通りの設定&リアリティを大切にした演出で、
スコットランドの寒々とした荒野を背景に、抑えた演技で淡々と物語が進みます。
わたしはもっと、悲壮感!もう止まれない!人間の欲望!みたいなマクベスのほうが個人的には好きですが、なかなか面白かったです。
魔女も冥王の手先というよりは、村の占い師的な。

マクベスを見るといつも気になるのが、マクダフに殺される運命と知ったマクベスが、それでも戦おうとする、幕切れ直前の台詞。
"Before my body, I throw my warlike shield."
手元の小田島訳では「最後まで戦うぞ、見ろ、盾は投げ捨てた」なのですが、
たしか松岡訳では、盾を高く掲げる、のような意味に訳されていたはずです。
イギリスのテキストでもそういう注があるとか。
たしかに戦うのに盾を捨てちゃダメな気もするし、
もう盾なんて捨ててしゃにむに戦う、というのもそれはそれでアリな気もする。
今回の映画はというと、字幕は「盾は投げ捨てた」でした。ですよね。

映像のほうは……最初から、だれも盾なんて使ってなかった!!笑

皆様もぜひ今後何らかのマクベスをご覧になる際はご注目ください。