こるりと慶應通信

慶應通信文学部第3類 2015年秋 学士入学 勉強の記録

<中世英文学史>古典のおもしろさ

昨日から、外出先の電車の中で中世英文学史のテキストを読み始めました。
順序的には、先に西洋史概説Iをやりたかったのですが、そちらはあまりに分厚く持ちだせませんでした……
一日カバンにいれてただけなのに、テキスト端がボロボロ。
カバーとかつけたほうがいいのかな?

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近世英文学史は作家名と作品名の羅列で読むのがつらいところも多かったのですが、中世英文学史は原文からの引用が多くて楽しいです。
「妻は夫に頼るなかれ、夫は妻に頼るなかれ、人いずれも生きているうちは自分自身のためにあれ」
これが11世紀の詩とは。1000年前にこういうことを考えてた人がいるんだ、1000年も人間は似たようなことで悩んでるんだ、と思うと、自分の悩みなんてちっぽけに思えてきます。
そうやって、新しい見方を得られて、ちょっと人生がいいものになるのが、古典、ひいては文学を学ぶことのよさだと思うのです。
そして、テキストを書かれた先生の訳なのでしょうか、どの作品の和訳も素晴らしくてしびれます。慶應通信にはいってよかった!!
今週もがんばりましょう♪


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