こるりと慶應通信

慶應通信文学部第3類 2015年秋 学士入学 勉強の記録

放送英語、ひとり夏スク、源氏物語

わたしもまとめて近況をば。

放送英語R、毎週ためずに聞いています。
最初は情景描写&新しい登場人物の登場が続き、
なかなか難しかったですが、
最近はほとんどが母娘の会話なので訳すのも楽しいです。
「ローラ、もうすぐレポート課題が発表になるんですってね」
「知っているわお母さま、8月のニューズレターに載っているのよ」
「どんな課題なのかしら、あまり難しくないといいのだけれど」
なりきりダウントンアビー、皆さんもぜひ。

そしてようやくフランス語の復習を始めました。
夏スクの初級講座のテキストを自習しています(写真)。
大学の授業用なので、練習問題の答えが載っていません。
わかってはいたけど、けっこう辛い。
その分自分で辞書を引いて調べるので、勉強にはなるはずですが……
これを一通りやってから、
1月試験で不合格だったフランス語第二部を復習する予定です。

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あとは、 国文学の試験対策ですっかりはまってしまい、
少しづつ源氏物語を読んでいます。
試験前は「桐壺」と「若紫」を原文で読んだのですが、
最近はもっぱらこちらの現代訳。

源氏物語 紫の結び(一)

源氏物語 紫の結び(一)

 

 源氏の君と紫の上を中心に、敬語を省き、
一部の帖を飛ばして再構成しています。
要約ではなく、訳者の解釈や注釈で長くなりがちな現代語訳を、
わかりやすく短くまとめています。
そのおかげで、原文のリズムやバランスが生かされている気がします。
「~するのは、はかないことです」とか、
「~しては、ありふれているだろう」とか、
どういう意味だろう?と一瞬思うような言葉もあるのですが、
慣れてくると、くどくど説明されるより味わい深くて楽しめます。
そして、変に取り繕っていないので、
光源氏の心の声が本当に身もふたもなくて面白い。
「わたしも若いころのやんちゃぶりに比べると落ち着いたものだなぁ」
「一度関係を持った女人を忘れられない性分が身を亡ぼすのだなぁ」
とか言っちゃうので、自分で言うんかい!とつっこみながら読んでいます。
漫画も予約したので、届くのが楽しみ^^
(夏スクの参考文献も読まなくては……)