〈フランス文学概説〉レポと文学と食
午前中に期日前投票に行き、
午後から三田メディアセンターにこもってレポを仕上げました。
明日提出してこようと思います♪
いつも4000字なので、3000文字という分量に慣れず、
かなりオーバーしてしまいました。
選んだ作品の新訳を読んで、ある程度書いてから、
一応フランス語版も対応個所を見てみたのですが……
あれ、なんか長さがぜんぜん違う……
よく読むと、日本語訳はかなりニュアンスが付け加えられている……
そしてその部分をわたしは根拠に使っている……
結果、かなり書き直しました。
旧訳も見てみたのですが、訳者の解釈でこんなに違うものなんですね。
最初に読んだ新訳の解釈にかなり引きずられたレポートになっているので、
そこを突っ込まれないか心配です汗
でも、2015年の課題なのでさくっと出しちゃいます。
そして、テキストも頭から読み始めました。
「文学と食」の章がすっごく面白いです◎
最初のほうに、中世の王侯貴族が食べていた、
孔雀や白鳥の姿作りなるものが出てくるのですが、まさにこれですね↓
ヘンリー8世のドラマ"TUDORS"より
王妃アン・ブーリンの処刑の日に、
ヘンリーがこれを手づかみで食べるシーンがあり、
すごく不気味なのですよ……
Swan roast(丸焼き)に羽がつけてあって、
悪趣味だなぁと思っていたのですが、
まさか当時の人気メニューだったとは!!
ちなみに、この白鳥の首が、アンの首のメタファーになっています……
と、イギリスに戻ってきてしまいましたが、
ブロガーの皆さんに触発されてフランス文学史IIのテキストも注文しました。
今回の新規レポはこれ1本だけなので、しばらく読書に励みたいと思います。